日本時間6月21日(土)ロイヤルアスコット最終日に中距離G2ハードウィックステークス(芝2,400m)が行われました。
G1馬アルリファー、アモレーシングが4億円近い額で落札したゴーストライターが出走するなど注目を集めた一戦でしたが、このレースを制したのはゴドルフィン所属の古豪レベルスロマンス(セ7)。
3.4番手追走から直線入り口で先頭。直線では後続を全く寄せ付けない貫禄の走りを披露し重賞13勝目をあげました。
獲得賞金は20億円超え
獲得賞金は1,386万7,192.98ドル(約20億1,074万円)となり、ゴドルフィン所属馬で2番目に賞金を稼いだ馬になりました。
獲得賞金についてはゴドルフィンの公式サイトに掲載されているものを引用しています(参考記事:Rebel’s Romance (IRE))。
ゴドルフィン歴代1位になる可能性も
ゴドルフィン所属馬歴代1位は高額賞金競走「ドバイワールドカップ」を2勝したサンダースノーで1,647万7,425ドル(約23億8,900万円)。
4億円近い差がありますが、このあとの結果次第では年内に歴代1位になる可能性もあります。
今後のローテーション
次走は1ヶ月後、ハードウィックステークスと同じ舞台となるキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークス(G1・芝2,400m)。
1着賞金は850,650ポンド(約1億6,588万円)。
その後は史上初のブリーダーズカップ3勝目を目指してブリーダーズカップ・ターフ(G1・芝2,400m)を目標に調整していくとのことです。
1着賞金2.600,000米ドル(約3億7,700万円)。
ドイツG1を挟む可能性も

BCターフに出走した過去2回はいずれもオイロパ賞(G1・芝2,400m)を使っているので、今年も同様のローテーションで挑んでくるかもしれません。
1着賞金100,000ユーロ(約1,650万円)。
Wビュイック騎手はどちらを選ぶ?
まだ正式に決定したわけではありませんが、先日のプリンスオブウェールズステークス(G1・芝2,000m)を勝ったオンブズマンもBCターフに向かう可能性があるため、両馬の主戦ジョッキーであるウィリアム・ビュイック騎手がどちらを選ぶのかも注目が集まりそうです。
参考記事一覧
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