アイルランド「ネース競馬場」土地の一部を売却もレース開催には影響なし

アイルランド・ネース競馬場が土地の一部を約800万ユーロ（約13億2,000万円）で売却したことを発表しました。これにより競馬場の正面入口を移動することになりますが、レース開催自体には影響はないとのことです。

参考記事
BREAKING: Kildare racecourse sells off land for houses in multi-million euro deal

土地は開発業者に売却

ネース競馬場は開発業者のシーン・マルリアン氏と土地売却契約を結びました。

S.マルリアン氏が経営する開発企業「バリーモア・グループ（Ballymore Group）」は、競馬場の所有地の約13エーカー（約5.3ヘクタール）を取得し、数百戸規模の住宅開発を予定しているとのこと。

最終的には競馬場の敷地の一部を横切る公道が建設されるため、現在の駐車場が影響を受けることになりメインゲートは競馬場のダブリン寄りに移転する必要になることも発表されています。

売却によりネース競馬場は約800万ユーロ（約13億2,000万円）を利益を得ることになりますが、その収益の一部はキャピタルゲイン税として支払う必要があります。