豪州メディア「Racenet」は、今年のメルボルンカップとコックスプレートの総賞金が増額されることが決定したと報じました。
着順ごとの賞金は発表されていませんが、早ければ今週中にもレーシング・ビクトリア(RV)が発表する見通しとのことです。
参考記事
Revealed: Melbourne Cup set for major prizemoney boost
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メルボルンカップ賞金増額の推移
「メルボルンカップ」の賞金は以下のように段階的に増加してきました。
- 2000年:200万豪ドル
- 2009年:550万豪ドル
- 2010〜2017年:600〜620万豪ドル
- 2018年:730万豪ドル
- 2019年:800万豪ドル
- 2025年:1,000万豪ドル(約9億5,000万円)
1990年に初めて100万豪ドルとなって以来「国民を止めるレース(the race that stops a nation)」にとって、今回で6回目の大幅な賞金増額となります。
コックスプレートも増額
「コックスプレート」はムーニーバレー競馬場での最後の開催を前に、500万豪ドル
600万豪ドルへ増額される見込みとなっています。600万豪ドル(約5億7,000万円)。
ちなみに「コーフィールドカップ」の賞金は500万豪ドルのまま据え置かれる見込みですが、他のメルボルンレーシングクラブ主催レースの賞金には調整が加わる可能性があるとのことです。
他レースへの影響
VRCは他の主要レースの賞金を削減し、約100万豪ドルの資金を捻出して「1,000万豪ドルのメルボルンカップ」を実現したとみられます。
「オールスターマイル」と「オーストラリアンカップ」の賞金は昨シーズン300万豪ドル
250万豪ドルに減額されました。これらのG1レースはさらに賞金が下がる可能性もあります。RVのアーロン・モリソン最高経営責任者は賞金に関するコメントを控えていますが、今後の変更はビクトリア競馬界の全階層に利益をもたらすとコメントしています。
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