フランスのドーヴィルで行われているアルカナ社オーガスト1歳セールの初日に矢作調教師が32万ユーロ(約5,500万円)でシユーニ産駒の牡馬を落札しました。
この牡馬の母ブリンジャル(キングマン産駒)は、名門ジュドモントの血統を引く繁殖牝馬であり、タイムピースやパッセージオブタイムの半妹にあたる血統。
後者はサンクルー2歳G1を制しており、コズミックイヤー(今季の愛2000ギニー2着馬)や種牡馬タイムテストを輩出しています。
落札馬のプロフィール:(https://www.arqana.com/lots/vente/386/107112)。
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矢作調教師のコメント
「シユーニはシンエンペラーの父でもあり注意深く見ていました。その上で今日の上場された馬の中ではこの馬が一番でした」とコメント。
日本の生産・競馬界が世界トップレベルにある中で、なぜあえて欧州産馬を買うのか。矢作は次のように説明した。
「新しい血統、新しいラインを探しているんです。それにヨーロッパではまだG1を勝ったことがなく、それが私の最大の夢の一つです。もちろん、凱旋門賞も含めて」。
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