今週の土曜にアスコット競馬場で行われる「キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス」に注目の一頭、アミロックが出走しないことが明らかになりました。
アミロックはラルフ・ベケット厩舎の管理馬で、ロイヤルアスコットの「キングエドワード7世ステークス」で圧巻の勝利を収めたことで評価を大きく上げましたが、陣営はアスコット競馬場の真夏のG1レースに向けた調整が間に合わないと判断し回避を決定しました。
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陣営のコメント
アミロックの馬主であるデビッド&ヴィミー・エイクロイド氏のレーシングマネージャー、パトリック・クーパー氏は次のように語っています。
「これは調教師としての判断でラルフはアスコットでの激しいレースを経てもう少し間隔を空けたいと考えました。本格的なターゲットは秋のレースになる見込み。今回は間隔が少し短すぎるというだけで、他に問題があるわけではありません」。
アミロックの次走は?
- グレートヴォルティジャーステークス(G2)
- アイリッシュセントレジャー(G1)
上記2レースが有力も今後の具体的なプランについては現時点では未定とのこと。年末に向けては海外遠征も視野に入れているようです。
P.クーパー氏はさらに次のように述べています。
「秋には遠征に出る予定で、まだ詳しくは検討していませんが、高額賞金レースは年末に集中しています。香港、オーストラリア、アメリカなどのレースも視野に入れており、いずれは遠征に踏み切ることになるでしょう」。
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