本日、イギリスのケンプトンパーク競馬場でセプテンバーステークス(G3・AW 2,400m)が行われました。
このレースの主役は「凱旋門賞」の前売りで1人気の評価を得ていたカルパナ。
カルパナ陣営はペースメーカーを用意するなど万全の状態で挑みましたが、最後の直線で先に抜け出したジアヴェロット(2人気)をとらえる事ができず2着に敗れました。
この結果を受けアンドリュー・ボールディング調教師は凱旋門賞への出走について明言を避け、同馬のフランス遠征は不確定とななりました。
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オッズの変動
敗戦直後ブックメーカーのPaddy Powerはカルパナの「凱旋門賞」の前売りオッズを6.00倍→12.0倍へと後退させました。
これによりカルパナに変わって1人気に浮上したのはエイダン・オブライエン厩舎のミニーホーク(6.00倍)。
また、勝ち馬のジアヴェロットは66.0倍→33.0倍へ大きく短縮されましたましたが、本馬は「香港ヴァーズ」が目標となっているため、「凱旋門賞」に出走するかどうかは現時点では分かっていません。
陣営のコメント
A.ボールディング調教師は「今日は叩き台で、これで次に向けて万全になってくれるはず」と前向きなコメントを残す一方で「凱旋門賞かアスコットのいずれに向かうかはオーナーの判断次第。各レースの出走予定馬の顔ぶれを見極めたい」としてフランス行きは100%の確約ではない旨の発言をしました。
またキングジョージ後に数週間楽をさせ現在は芝の調教コースを使えずオールウェザー主体での稽古のため、負荷を掛けにくい面も示唆しています。
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