今年のフォレ賞(G1・芝1,400m)を制したマラノアチャーリーが、現役を引退し2026年からアイルランドのタリホー・スタッドで種牡馬生活をスタートさせることが発表されました。
同馬は現役引退後も馬主である「ボンドサラブレッドリミテッド」が所有権の一部を保持し続ける予定で、タリホースタッドとの共同プロジェクトとして管理されます。
クリストファー・ヘッド調教師は、早くからこの馬を「自身が手がけた中で最高の馬」と評しており、最新のデータ技術によって、調教での能力がそのまま競馬場で発揮されていることが裏付けられています。
血統面でも父にウートンバセット、母系にガリレオ、さらに2歳女王ティギーウィギーの一族という、スピードと完成度を兼ね備えた組み合わせで、多くの生産者から注目を集めています。
優秀な成績で現役生活を締めくくったマラノアチャーリーは、今後、欧州だけでなく世界中の競馬界にその血を広げていく存在になることでしょう。
参考記事:Maranoa Charlie set for stallion career after racing retirement

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