フランス競馬界で注目を集めている若手調教師兼※ドライバーのマリウス・コワニャール氏(25歳)が、家庭内暴力などの容疑で訴追されたことが明らかになりました。
※トロットでは騎手ではなくドライバーと呼びます。
報道によると、M.コワニャール氏は2025年7月に交際相手に対する「強姦、性的暴行および暴力」の容疑で身柄を拘束され、その後正式に訴追されています。
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M.コワニャール氏のプロフィール
M.コワニャール氏はノルマンディー地方のペイ・ドージュに拠点を置く調教師で、2025年に入ってからは調教師として46勝、ドライバーとしては通算201勝を挙げるなどトロット界で急成長を見せています。
亡き父ピエール・コワニャール氏のあとを継いでから、家族経営の厩舎を成功させ将来を有望視されていました。
今後については未定
現在、M.コワニャール氏に対する競馬業界からの公式な処分は行われておらず、司法判断が下るまでは「推定無罪」とされています。
しかし、彼が管理する3頭の馬は同月に開催されたル・トゥケ競馬場のレースへの出走を取り消すなどの影響が出ています。
今後どのような判断が下されるかはまだわかりませんが、この事件が彼自身のキャリアやフランス競馬界に与える影響に対しては多くの関係者が注目しているところです。
参考記事
Marius Coignard, jeune entraîneur de trotteurs, mis en examen pour violences conjugales
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