日本での短期免許期間を終えオーストラリアでの騎乗を再開したマイケル・ディー騎手が、現地メディアのインタビューで日本での経験を語りましたので、以下にその内容をまとめました。
「来年、日本に行くかはまだ白紙です。今シーズンの結果次第ですが、もし納得できる成績を残せれば、日本に戻るのは大きな意味があると思います」。
「日本馬はドバイ、サウジ、ケンタッキーなど世界中を回って、どこでもトップレベルで戦えるんです。もし運良く日本で乗る機会を得られたら…何が起こるか分からないですね」。
M.ディー騎手は、ダミアン・レーン騎手の日本での活躍にも刺激を受けている。
「彼(D.レーン)は日本でほぼ乗りたい馬を選べる立場です。香港でのザック・パートンのような存在でしょう。僕はまだ2か月だけの経験なので人脈作りは難しいですが、次に行くときはもっと良くなるはずです」。
「実際に行ってみないと、どれほど違うかは説明できません。調教方法、馬場状態、追い切り、レース当日…全てが違います。こちらから行くと、レース運びや馬の走り方、ペース配分を調整する必要があり、オーストラリアとはかなり異なります」。
「たくさんのことを学びましたし、それをこちら(オーストラリア)でどれだけ生かせるかは、もうすぐ分かると思います」。
日本滞在中には空港などで写真撮影を求められるほど注目され、現地ファンの熱意を肌で感じたという。「日本では騎手が、こちらで言うAFLのフットボール選手のように—いや、それ以上に大切に扱われています」。
参考記事
Japan stint has Dee primed to sprinkle some spring ‘magic’
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