1864年に創立されたマレーシアのペナンターフクラブは累積する財政赤字のため、5月31日のレースをもって正式に活動を終了しました。
通常開催時は100人〜200程度の集客でしたが、最終日には海外からの競馬ファンも含め約2,500人が来場し別れを惜しみました(最盛期には定期的に7,000人ほどの観客が入っていたそうです)。
なお、約81ヘクタールの競馬場跡地は売却される予定となっていますが、どのように再利用されるかは未定。
記事内の目次(タップで移動)
廃止になった理由
これは他の競馬場と同じく競馬ファンが減ったことにより、売上が減少したことが原因です。
国から競馬が消えるわけではない
マレーシアには以下の3つのクラブがあります。
- ペラターフクラブ
- セランゴールターフクラブ
- ロイヤルサバターフクラブ
これらの運営団体は2025年6月現在も廃止の話は出ていないので、マレーシア競馬はこの先も続いていきます。
近年、廃止になった競馬場
- 2024年01月 ギリシャ
- 2024年04月 マカオ
- 2024年06月 ゴールデンゲートフィールズ競馬場
- 2024年10月 シンガポール
またインドの「マドラスターフクラブ」も土地の使用料を滞納したことにより国に接収され、再開できるか不透明な状態が続いています。
コメント