2025年6月13日(金)シンガポールとマレーシアの警察が協力して行った大規模な取り締まりにより、両国をまたぐ違法競馬賭博組織が摘発されました。
この作戦により計16人が逮捕、さらに41人が捜査対象となっています。
逮捕された16名のうち15名はシンガポール国内で逮捕され、年齢は50歳から78歳。またマレーシアでは53歳のシンガポール人男性が逮捕されました。
捜索の結果200,000SGD(約2,200万円)以上の違法収益や電子機器、賭博関連の道具が押収され、さらに41名(47歳から84歳)が、ブックメーカーや賭博参加者として関与していた疑いで捜査中です。
また追加で17,000SGD(約187万円)の現金や携帯電話、賭博記録なども押収されています。
シンガポールの賭博管理法に基づき、違法サービスを利用した賭博は最高10,000SGD(約110万円)の罰金または6ヶ月の懲役が科され、運営者には最高500,000SGD(約5,500万円)の罰金と7年以下の懲役が科される可能性があります。
シンガポール警察の刑事捜査局長であるジャン・ウェイハン副長官は、両国の協力を称賛し国境を越えた犯罪組織の壊滅に今後も取り組むと強調しました。
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